Wahoo KICKR で寒い冬にトレーニング

ダイレクトドライブタイプ:KICKR

後輪固定式: KICKR SNAP

 

寒い冬にトレーニングするならスマートトレーナーがおすすめ。大きくわけて2種類ある。

タイヤをローラーに押し付けるタイプと、後ろのホイールを外してトレーナーのスプロケットに取り付けるダイレクトドライブのタイプ。この2つ以外もあるのだが、主流とは言い難いのでここでは割愛。

 

スマートトレーナーは広いマーケットとはとても思えないのだが、驚くほど多種のトレーナー機器が売られている。スマートトレーナーを購入した 2016年。Webで製品レビューを読み漁った結論としては KICKR 一択。金額を考えれば KICKR SNAP が魅力的なのだが、後輪のタイヤをトレーナー用タイヤに交換する手間は避けたい。そのためにトレーナー専用の後輪を用意するのであれば高くとも KICKR にしてしまったほうが良いとの判断だった。

もちろん、Tacx の Smart Neo も候補に上がった。Wahoo の KICKR にするか、最後まで悩んだ。最後の判断基準はソフトウェア。TacxやEleteが開発したスマートトレーナに付属したソフトウェアの品質が悪かったようだ (2016年頃の話)。ソフトウェア品質問題で阿鼻叫喚するBlogを読むと、ソフトウェア開発が得意そうな Wahoo製品の選択しかあるまい。Zwiftと連携したトレーニングを二年続けているが、その間ソフトウェアに関連のトラブルは皆無だった。

 

KICKRの弱点は2つある。静かとは言えない音。高回転させた場合に発生する振動。

特に振動はマンションの場合には大きな問題になる。間違いなく下階の方の迷惑になる。振動対策については別の機会に書こう。 

 

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使用している KICKR は 第2世代目のKICKR。

www.dcrainmaker.com

KICKRのレビューは上記のブログが詳しい。

まとめると、第一世代目のKICKRから下記の改善が挙げられている。

1. KICKRを運搬する持ち手の改良

2. KICKRとACアダプタの接続部分の改良

3. KICKRから出る高音が若干改善されている

 

最新のKICKR(おそらく三代目)だと、DISKブレーキ搭載のロードバイクへの対応や、新しいKICKR CLIMBに対応している。残念ながらKICKRはCLIMBに対応していないので注意が必要。

 

ところでスマートトレナーは高い。かなり高い。KICKRの値段なら、安いロードバイクなら一台買えてしまうほどだ。ロードバイクを買った上に、さらにスマートトレーナーまで、、、と考えてしまう。

 

こう見方を考えてみた。

 

0度に近い外気、8:00amまでは真っ暗、雨がちな天気。こんな冬場にツーリングに出かけたいか? スマートトレーナーなら週末以外でも天気を気にしないで楽しめる。

 

スポーツジムに通ったらいくら掛かるか?

一か月 1万円とすると一年ちょっとで損益分岐点に達する。二年目以降はスマートトレーナー方が安くなる。

 

ZWIFT面白そう。スポーツジムより長続きしそうだ。ZWFTもゲーム感覚で楽しむならスマートトレーナーが良い。

 

実際KICKRを買ってZWIFTを楽しんで二年目。飽きないどころか、いかに仕事早く終わらせて家でZWIFTでトレーニングするかを考えるくらいハマっている。特に寒い冬は長距離ツーリングを避けているので身体を動かしたい衝動に突き動かされる。

 

出したお金の元は取れている。

 

efferf.hatenablog.com

 

 

 

できるだけ Speedplay Syzr を安く購入するには?

アマゾンだと2万円弱なのだが、Canyon のアクセサリ販売のページだと 16,300円 (2018.03.14) 。配送料の 2,100円 や輸入関税を考慮すると差は狭まるが、ロードバイクやアクセサリと合わせて購入するのであれば、安く購入できるかもしれない。

 

 

ペダルベアリングのグリスがあふれる

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Speedplay はロード用だろうがMTB用だろうが、ペダルベアリングのグリスを入れ替えるメンテナンスが必要になる。

 

公式の説明書から
注記:必ず、高品質の耐水ベアリンググリスを使用してください。スプレータイプの液体潤滑剤やオイルは、Speedplay ペダルのベアリングには使用しないでください。Speedplay では、3200キロメートル/2000マイルまたは 3 か月ごとに、グリスガンで SYZR ペダルのベアリングにグリスを塗布することをおすすめしています。水分や雨、ほこりの多い環境で乗車した後は、ただちにペダルに潤滑剤を塗布してください。

 

このグリスは普通に乗っていても漏れ出てくるものらしいのだが、2時間 x 2 = 4時間 ペダルを回しただけで、右側のグリスが結構な量が漏れ出てきた。左の漏れはなし。流石に少し気になる。

ストレッチフィルムで古いペダルを包装

惰性67パーセントというコミックで初めて知ったこのツール。新聞紙やダンボールをゴミに出す際にとても便利に利用。

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これを使えば交換したペダルも簡単に包装できる。

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SPD でも SPD-SL でもなく Speedplay でもないビンディング

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Speedplay SYZR (スピードプレイ シザー) SPD用の2穴互換のMTB用のビンディングクリートとペダルのセット。

 

ロードバイク購入時にはフラットペダルで十分だと考えていた。半年後にSPDビンディングシュースを購入。二年後には Speedplay SYZR へ買い替えとなった。

 

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これまで使ってきたシマノクリッカーペダルは大きかった。写真で比較すると大きさの違いが一目瞭然だ。

 

買い替えのきっかけはクリッカーの峠での引き足の使い辛さ。ドイツではほぼ平坦な道を走っていたため気にしなかった。日本に帰国して、箱根の旧道などの峠を登るようになると引き足で違和感を感じるようになった。クリッカーペダルで引き足を使おうとすると、ビンディングで接続された点を引っ張り上げているような感覚だ。指先で何かをつまみ上げているような感覚なのだが、言葉では表現し辛い、、、

 

SPDとSYZRのクリートの違い

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SPD-SL か Speedplay に挑戦することも考えた。SPDで満足できなくなったのであれば、ここらへんでガチなシューズとペダルに挑戦するのも良いのではないかと。しかし、ツーリング先で歩き辛いという最大のデメリットが迷いを生む。

Webで検索すれば、クリートカバーを使えば歩けるとか、大して歩けないとか、Speedplay だとSPD-SLよりも歩きやすいとか、そうでもないとか、人それぞれの意見があり面白い。 Speedplay に挑戦してみるかと情報を集めていると、MTB用のSpeedplay (SYZRのこと) を見つけた。

 

Speedplay社の紹介文

The SYZR combines a stable connection, previously found only in road pedals, with the functionality of an MTB pedal to deliver optimal efficiency on any surface.

 

「ロード向けとMTB向けのいいとこ取りをした」という話。”いいとこ取り”というのは、「どっち付かずで中途半端」の可能性もあるのだが、カチッとした固定がMTB用のシューズで実現できるというならそれは嬉しい。どのような使い勝手なのかWebで検索してみよう。

 

日本語のサイトでは一件しかみつからない、、、

 

迷いに迷ったが、使っている人が少ないものを試してみるというのも面白いだろうということでコレに決めた。

 

 Zwift で二時間ほど試した結果は良好。交換の目的だった引き足の違和感はなくなり、ペダルを違和感なく、ぐるぐると回せる。靴はガッチリ固定されるが、クリート部分が回転する。クリートのはめ込み方はまだ慣れない。SPDのように真っ直ぐに突っ込むよりも、心持ち捻りながら入れ込むと素直に入るように感じる。この辺りはなれだろう。外す場合はSPDと全く同じ。踵を外に捻れば簡単に外れる。

ロードバイクに似合うSPDビンディングシューズでツーリング

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fi’zi:k フィジーク X5 TERRA SUEDE

ロードバイクでツーリングするためのシューズ。ロード用ではなく、MTB用のSPDビンディング対応のシューズ。ツーリング先では結構歩くことが多い。ガチなロード用よりも歩きやすいMTB用を選択している。

 

今回は、リンタマン ADJUST MTB COMP を買おうと心に決めていた。しかし、このシューズが全然入荷しない。生産と需要がアンマッチな状況らしく、いつ手に入るのか分からない。半年ほど経っても改善の見込みが無いため諦める。

 

代替品として今回のX5 TERRA SUEDE。デザインが気に入った。使い心地のレビューをWebで探しても全然見当たらない。出てくるのはサイクルショップの宣伝ばかり。しかし、不人気モデルと言うわけではないらしい。購入時に店員さんから教えて頂いたが、X5 Terra (SUEDEではない方)は大人気で品薄とのこと。

 

私の足の形だと1サイズ上のサイズで横幅がジャストフィットした。横幅で合わせたため、指先は若干多めに空間が余ってるが許容範囲。横幅のフィット具合秀逸で、ダイアルを回してワイヤーを締めていくと足を優しく包んでくれる。靴の重量はこれまでの物と比べると明らかに軽い。これは靴底がゴムから樹脂に変わったことが大きい。ただし樹脂の場合、アスファルトなどで削れやすく、床面によっては滑りやすい事が欠点。

 

Zwiftで2時間走った結果に満足している。痛みはなく、ジャストフィットで足が靴の中で暴れない。

 

近いうちにツーリングで歩行のし易さや靴底の滑り易さを確かめたい。