霞ヶ浦はまったりサイクリングが良い
霞ヶ浦を一周してきての感想
土浦の駅ビルPLAYアトレには自転車で乗り入れ出来るカフェ、コンビニ、自転車用品店、地下にはシャワー室併設の自転車駐車場にレンタサイクル。後は特急ひたち、ときわに自転車持ち込み車両をつければいたせり尽せりでは?という他では見ない特徴出してきている。
霞ヶ浦沿いはアップダウンがない平坦な道で、信号も数えるほどしかないく、自転車には優しいコースなっている。子連れでマッタリとサイクリングを楽しむ事に向いているコースと考えて良い。
逆にロングライドを楽しむロードバイク乗りには厳しいコースとも言える。とにかく刺激がない。写真のような景色が永遠と続く場所を走っている気分に襲われる。SWIFTのない室内トレーニングのようなものだ。狙っている顧客層が違うのかも知れないが、もう少しロングライドを楽しむ事が出来るような仕掛けが有ると嬉しい。
霞ヶ浦大橋東側には、つんと背の高い虹の塔がそびえている。それほど高さはないのだが、他に高い建物が近くにはないので、遠くからでも確認することができる。同じ場所に「道の駅たまつくり」「霞ヶ浦ふれあいランド」「行方市観光物産館」がある。
行方は「なめかた」と読むのですね。勉強になります。
行方市観光物産館では、ここでしかないという、霞ヶ浦で取れるナマズを使ったバーガー、「なめパックン」を食べることができた。臭みもなく、魚というよりも鳥の照り焼きバーガーを食べているような味だった。
「道の駅たまつくり」から北に向かうと間もなく未舗装区間に出くわす。この未舗装区間は距離は短いが、かなり荒れていた。避けたほうが良いだろう。
Wahoo KICKR で ZWIFT するときの防振対策
今年も梅雨の季節。このジメジメした季節にわざわざ雨に濡れながらのツーリングは遠慮したい。真冬の次にZWIFT + スマートトレーナー (Wahoo KICKR) が活躍する季節だろう。
スマートトレーナーを使う場合に気になるのは、その振動と音だ。ダイレクトドライブ式は他の方式よりも比較的ましらしいが、何の対策もなく使用可能な環境は限られている。特にマンションの場合、高音よりも、振動のほうが迷惑がかかる。高音はドアや窓を閉めれば伝わらないのでそれほど神経質にならなくても良い。しかし、振動は確実に隣の部屋や階下へ響く。マンションでスマートトレーナーを使うのであれば振動対策は必須だろう。
有り難いことに、多くの先人たちが多数の解決策を模索してくれている。 重要な点は、柔らかいクッションでは振動対策にはならないことを理解すること。
硬い板状のもの(重い物)
クッション的なもの(軽い物)
硬い板状のもの(重い物)
というように、「柔らかくクッションとなる」物体を、「重くて硬い」板やゴム・ブロックで挟むことで振動を抑えることができる。このような機材を自作している方もいらっしゃるが、自作に興味がなければお金で解決するほうが手っ取り早い。
防音マット 防音シート サンダムE45 (R) 約91cm×91cm 4枚セット×1セット(計4枚) 遮音カーペット カーペット下敷き インテリアショップゆうあい
ベースにサンダムE45の防音マット、振動対策にブルカット2を購入し試した。明らかに振動が改善されている。ブルカット2なしの場合には、ドアを締めても廊下まで響いていた振動がほぼわからないレベルに改善した。
ただし、あくまで改善するのは「振動」であって、音ではない事に注意。振動が収まっていれば成功だ。
ところで、振動を除去するにも役立ちそうな機材 (COPLATE) が他にもある。元々の目的は振動対策ではない。スマートトレーナーでトレーニング中にフレームを揺らした時に、フレームに必要以上の負荷が掛からないように逃がすのが目的だ。しかし、鉄板、空気ボール、鉄板、と振動対策としても理想的な形をしている。税抜き価格で200ユーロ。安くはないが、お金が解決したい人には向いているかもしれない。
Kantelplaat
引っ越し先で常時スマートトレーナーを置きっぱなしにできる空間が取れるかどうか不明だったため、引越し時に納屋に入れてしまい一年ほど眠らせていた。納屋から引っ張り出し、久しぶりに Wahoo KICKR を COPLATE に装着した。COPLATEをスマートトレーナーとプレートはしっかりと金具で固定する。
まずは、サンダムE45防音マットを敷き、ブルカット2を並べる。そこにCOPLATEを置きKICKRを設置する。
横からみると、
- スマートトレーナー
- 鉄板(重/硬)
- クッションボール(軽/柔)
- 鉄板(重/硬)
- ブルカット2(軽/柔・軽/硬)
- ゴムシート(重/硬)
と振動対策部分を二段分用意した形になる。この対応の後、家族から振動に対する苦情は全く出ていない。
COPLATEは鉄板と鉄板の間にクッションボールが挟まっている。このクッションボールの空気圧は自在に変更することができる。単なる振動対策だけでなく、より実走に近い形でのトレーニングが可能になる。
防振対策のアップデートを行ったので追記
骨伝導ヘッドフォンでZWIFT
50km程度の距離を越えてロードバイクを走らせ始めた頃、音楽を聞きながらツーリングできれば良いのにと思う気持ちが高まってきた。ツーリング中に安全(?)に音楽を聞く方法は大きく分けて2つある。
1.スピーカーを使う方法
2.骨伝導ヘッドフォンを使う方法(耳を塞がないヘッドフォンもある)
【日本総代理店】AfterShokz TREKZ AIR 骨伝導ワイヤレスヘッドホン スレートグレー 30g AFT-EP-000005
- 出版社/メーカー: AfterShokz
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
スピーカーを使う場合、周りの目が気になる(迷惑になる)のと、騒音や風切り音でよく聞こえないという話だ。骨伝導ヘッドフォンは、技術的に面白そうだし使ってみたかった。
選択として骨伝導ヘッドフォン (AfterShokz) を購入した。
結論としては下記のような結果である。ヘッドフォンの音質が良いとか悪いとかの話の前に、そもそもロングライドにヘッドフォンが必要ないのではないか?逆に邪魔ではないかという結論に落ち着いた。
1.ロングライド中は音楽はいつの間にか聴いていない(記憶に残っていない)
2.箱根の峠を登っているときなどは音楽が鬱陶しくなる
3.サングラスと耳で場所を取り合う
4.冬は防風防のために骨伝導が使えなくなる
5.ヘッドフォンを外した後、格納するスペースがない
ということで、今はツーリングでヘッドフォンを利用していない。
しかし、上記の 3 と 4 の問題を解決する耳たぶ極小スピーカーをつけるような ambie の イヤカフ のワイヤレス版が発売された。近いうちに、購入して使ってみようかと考えている。
ambie wireless earcuffs(アンビー ワイヤレスイヤカフ) (Asphalt Black)
- 出版社/メーカー: ambie株式会社
- メディア: エレクトロニクス
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さて、ツーリングには向かないと判定されてしまった骨伝導ヘッドフォンだったが、SWIFTで役に立ってくれている。Netflixなどで映画やドラマを見ながらSWIFTをやるのだが音が問題になる。室内なのでスピーカーで良いだろうと考えていたが、Wahoo KICKR の音がうるさく、スピーカーでは無駄に音量を上げないと聞こえ辛いのだ。
AfterShokzだと音は良く聞こえるし、IP55防汗設計のため室内トレーニング中の猛烈な汗での故障を気にする必要がない。耳を塞がないため家族から声を掛けられても受け答えできる。良いこと尽くしだ。
ツーリング用に買った骨伝導ヘッドフォンであったが、今はZWIFT専用ヘッドフォンとして使われている。
軽くて丈夫なロードバイク向けバイクロック TiGr Lock mini
グーグルで "ロードバイク 錠" や "ロードバイク ロック" で検索すると、
が一番にでてくる。ほかにもロードバイク用の鍵といったような記載が多い。
錠(ロック)と鍵(キー)でいうと、錠(ロック)の話なのだが、どうも鍵(ロック)として記載されているWebページが多く見つかる。何か変な感じだ。
久しぶりに横浜の赤レンガ倉庫まで家族でサイクリング。家族で出かける場合には自転車が足りないため、自分はロードバイクを使うしかない。多数の人が集まる場所に高額なロードバイクを駐車する事は避けた方が良い。しかし、そうしなければならないときのために TiGr mini とクリプトフレックスケーブルの組み合わせで使っている。
KRYPTONITE(クリプトナイト) Evolution Mini-7 U字ロック&フレックスケーブル
- 出版社/メーカー: KRYPTONITE(クリプトナイト)
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まず購入したのは Evolution Mini-7 U字ロック&フレックスケーブル だった。剛性が高く比較的軽めのU字ロックで、付属のケーブルでタイヤも地球ロックもOKの組み合わせ。しかし、軽いといっても1.2kgあるU字ロックはあくまで「比較的軽い」だけで、持ち歩くには十分重い。
ある程度の強度を担保したい場合、軽いが強度の低いワイヤーロックは論外で、U字ロック、チェーンロック、多関節ロックが候補になるがどれも重い。比較的軽めでも1kgを切っているものはほとんど見かけない。
その中で材質にアルミを使った「パルミー」はU字ロックの中では驚くほど軽く350gしかない。アルミと言っても強度が極端に低いわけでは無いようで、大きめのボルトクリッパーでないと壊せないようだ。
TiGr Lock (タイガーロック) mini 軽量チタン合金製 自転車ロック フレームマウント付属
- 出版社/メーカー: TiGr Lock (タイガーロック)
- メディア:
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TiGr Lock mini は軽量チタン製で400g. パルミーよりは若干重いものの、他のU字ロックの半分以下の重量で、軽くパルミーよりは剛性が高い(はず)。
パルミーもTiGr Lock miniも、軽量でそこそこ剛性が高い。条件が似通っており、価格差が大きいので、普通に考えればパルミーが優位だろう。
パルミーがドイツでは売っていたなら、こちらを選択したかもしれない。TiGr Lock mini は、これまでにないデザイン、チタン合金製で格好いいのが、、、高いわな。
TiGr Lock mini はコレにスッポリと格納可能。バックパックに入れたり、ロードバイク括り付ける必要が無いため便利だ。街乗りでこんな大きなサドルバックを付けるか?とも思うが、バックパックは極力持ち運びたくない。
ロングツーリング向けのバイクロックは軽量重視で剛性は割り切り、KnogのMILKMAN LOCKを使っている。特に不便はないが、ダイヤル式にしておけば鍵を持たずに済んだのにと若干の後悔がある。
http://www.diatechproducts.com/knog/milkman.html
春秋のロードバイク向けレインウェア
安曇野センチュリーライドで危うく雨具なしでの雨天のサイクリングになりかけたこともあり、比較的温かい季節向けのレインウェアを探し始めた。
雨天は基本的にロードバイクで走らない。小雨での大会や急な雨などを避けられればそれで良い。雨天のブルベに向いたようなごついレインウェアは対象外。軽量、小さく畳めて持ち運びに便利、高機能性(透湿・耐水性)、それでいて財布に優しい、というフィルタでモンベルのパーサライトサイクルジャケットを見つけた。
ゴアテックスでなくウィンドストッパーを使ったものだが、耐水圧30,000mm以上、透湿性43,000g/m²・24hrs、ということで機能性は十分だ。センチュリーライドで使っている方を見かけた。走行中のバタつきが若干大きかったようだが、見るからに軽そうで使い勝手は良さそうだった。値段も1万6千円(税抜き)と、高機能なレインウェアの中ではお得感のある価格。ゴアテックスではなくウインドストッパーを使っているから出せる値段だろう。
最新のゴアテックス・シェイクドライを使ったサイクルドライシェルジャケットだと、安心安全信頼のゴアテックスで耐水圧50,000mm以上、透湿性98,000g/m²・24hrsと他を寄せ付けない圧倒的な高性能。しかし、値段がパーサライトジャケットの1.5倍。基本走らない雨天向けのジャケットに2万5千円(税抜き)は踏ん切りがつかない。
この時点でほぼモンベルのパーサライトサイクルジャケットの購入に決めかけていた。
ところが、Amazon.com で見つけてしまった。ゴアバイクウェアの型落ちレスキュージャケットが$100を切る価格で売られているのを。安すぎるのではないか?と懸念したが、販売元はAmazon。信頼して良いだろう。
ゴアバイクウェアのレスキュージャケットの性能は、モンベルのパーサライトジェケットとほぼ同じだと考えられる。どちらもウインドストッパーをベースに水漏れを防ぐために目地をシームテープでシールドしている。
比較すると
機能性:おそらく互角
重さ:ゴアのほうが軽い (-40g)
便利さ:ゴアはポケッタブル(胸ポケットに収納可能)
値段:値引き後はゴアのほうが安い(日本への輸送費含む)
たまたまセール価格を見つけた幸運を活かしてゴアのレスキュージャケットを購入することにした。
Amazon.com から届いたレスキュージャケットがこちら。まずはポケッタブルの実証実験で胸ポケットに格納してみた。
チェックを開けると中身が飛び出してくる
さらに中身を引っ張り出す
中身をすべて取り出して、ポケット部分を裏返しチャックを締めたところ
背中側
プルオーバー仕様のためウィンドジャケットなどよりは比較的ゆったり目の着心地。プルオーバーにしているのはチャック部分を最低限にして軽さを追求するためだろうか?薄い生地なのでかぶるときに生地を破ってしまわないか神経を使う。
雨に振られないのが一番なのだが、これで少々の雨なら耐えられるだろう。
汗対策 室内トレーニングで顔にかかる汗を防ぐ
意外と汗対策でブログを書いている人が多いようだ。
SWIFTを室内でやっていると、びっくりするような汗の量がでる。扇風機を回すのは必須だが、それでも額を滴り落ちる汗が吹き出す。外を走っている時に気がついていない汗の量を再確認させられる。
額から落ちてくる汗を塞いでおかないと、非常に不快なことになる。タオルを用意しておくのも良いが、何度もタオルで汗を拭くのも面倒なので、テニス用のヘッドバンドを使っている。
このヘッドバンドは、個人差もあろうが60分から120分位のトレーニングで有れば十分に汗を吸いとってくれる。ただ、片ずける際に、汗でベチョベチョなのが若干気持ち悪いのが難点ではある。
Gore Bike Wear の種類と位置付け 2018
春・夏に使い勝手の良さそうなロードバイク用のレインウェアを探そうと、Gore Bike Wear のページを確認すると、見慣れたブランド名がなくなり、見かけたことのない記号 (C7 や C5 など) になっている。
C7やC5の違いは何かとググってみると下記のようなページが見つかったのでメモしておく。
例えば、C7のCはサイクリングのC、Shakedry Jackets ならC7でもC5でも素材は同じ。ただ、C7はC5よりもサイクリングに適したデザインになっている。
ついでに、型落ちの RESCUE WS AS Jacket が amazon.com で安く売られていた。
色とサイズによるが、一番安いと $99.97。これに日本への Shipping が 1500円くらい、海外デリバリーデポジット3000円くらい。日本で買うと28,000円くらいするようなので格安で買える。