マウンテンバイク用のフルフェイスヘルメット
はじめに
ふじてんや富士見パノラマパークなどのダウンヒルコースに行く際には "フルフェイスを用意する"、 YouTubeや講習会でも聞く話だ。しかし、フォレストバイクなどのコースでマウンテンバイクを楽しんでいる人の99%はハーフシェルのヘルメットを利用しているように見える。
これまでマウンテンバイクを使っている時もロードバイクのヘルメットを利用してきた。ハーフシェルのMTB向けヘルメットを買うメリットを見出せなかった。追加購入するならフルフェイスかな、と考えていた。
フルフェイスのヘルメットを用意するきっかけ
理由は2つのアクシデントに遭遇したこと
- 同行者がフォレストバイクのコーナーリング講習(初級)中に忍者トレイルにてコースアウトしてマルタに顎をぶつけ流血したアクシデント
- 自分自身が横浜トレイルアドベンチャーのコーナーリングで顔面んをぶつけるアクシデント
コーナーリングで滑った時には滑ったと理解した瞬間にはすでに顔面をぶつけていた。体勢を立て直す時間などなかった。対策としてはフルフェイスヘルメットで守るしかない。
フルフェイスヘルメットの選択
マウンテンバイク用のフルフェイスと一言に言っても大きくわけて二種類ある。
エンデューロ向けのフルフェイスはダウンヒル向けほどの強度はないが、通気性が良く、軽量になっており、GIROのSwitchbladeなどの製品だと顎の部分(チンガード)をワンタッチで取り外せる仕様になっているものも存在する。
本格的なダウンヒルは選択肢にないので、軽く、通気性がよく、顎部分まで守ってくれるエンデューロ用のフルフェイスを選択した。
選択したフルフェイスヘルメット
Troy lee designs の Stage Helmets を選択した。
選択理由
このヘルメットを選択した理由はエンデューロ系のフルフェイスのジャンルで店に在庫があったという消極的理由だが、デザインは格好良いし、一つ目の写真だと緑色っぽく写真に写っているが、実際には黄色であり後ろからは目立つ。後方からのライダーに自分をアピールすることで衝突事故防止に役立つだろう。
快適性
口元も含めて切れ込みが多く風通しが良いとめ見た目ほど暑くない。33度の直射日光が当たる真夏日にパンプトラック講習を受けた時もハーフシェルと比べて特別暑いというわけではなかった。直射日光が当たる部分が減るので逆に快適だったかもしれない。
直射日光の下でもヘルメット内部はほとんど熱くならない。衝撃吸収剤が熱を通し辛いのだろう。
不便なところ
少し休んで水分補給をする際にヘルメットの脱着が必要になる。ちょっとした合間にちょこちょこと水分補給するタイプの人は面倒と感じる人も多いだろう。逆に1時間ごと一度水分補給するタイプだとあまり気にならないと思う。慣れの問題だろう。
マーフィーの法則
フルフェイスヘルメットの購入後はまだ転んでいない
クッション類は取り外し可能で洗濯可能
帰宅後にすぐに洗濯しておくことで悪臭の発生を抑えることができる