フロントディレイラーの調整 ワイヤーの伸びを微調整
今回はフロントディレイラーの調整
フロントディレイラーの不調
フロントをロー側に変速した時にチェーンが何度が落ちたのでフロントディレイラーの動きを確認する
調整前と調整後の違いは最後の変速の音「カチン」でディレイラーがわずかに動くかどうか
微妙な動きなのでよく見ないとわからないが、1つ目の動画だと、最後のカチンの音のあとディレイラーは全く動いていない。2つ目の動画だと、わずかに内側(ロードバイク側)に動いていることが確認できる。つまり1つ目の動画ではワイヤーが伸びていてトリムが効いていない。
1. 調整前のフロントディレイラーの動き
2. 調整後のフロントディレイラーの動き
蛇足
本当はクランクを回してチェーンを移動させながら確認しないといけないが、撮影する手が足りないため、ここではチェーンをインナーに入れた状態でクランクを固定した状態で撮影している。ちなみにチェーンをアウターに入れた状態にしてシフトをローに落としてもチェーンに引っかかりローのトリムへの移動が確認できないので注意。
調整方法
「フロントディレイラー」「調整」あたりで検索をかけると多数のブログが見つかるが今回お世話になったブログはココ。RF-R8000の調整方法が記載されている。
シマノの本家の説明書の page.19 の部分にあたる
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RAFD001-03-JPN.pdf
調整前の設定
白線がズレているのが分かる
このボルトを締めて調整する
右側にしか回してはいけない。左側(緩める方向)に動かしたい場合は、動かしたあと、一度ローに落としてもう一度ハイ側のトリム位置まで戻してから調整をし直す。
調整後は白線が一直線になっている
分かりやすい調整方法だったためすぐに終了
以前使っていた1つ古い105(FD-5800-F)の設定は下記のPDFのpage.15
アジャスターでチェーンとチェーンガイド内のプレートとの間を調整するという、素人には難し目の調整方法。わかりやすく改善されているのは良いですね。
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-FD0002-05-JPN.pdf