睡眠時間2時間しか取れないまま出発し160kmを完走 緑のアルプス安曇野センチュリーライド 2018(その2)
安曇野センチュリーライドは人気のイベントだけあって数多くのブログが見つかる。
同じようなことを書いても仕方がないのでちょいと趣向を変えて、まずはロードバイクがエイドでどのような状態になっていたかに注目してみる。ちなみにエイドは6箇所ある。往路が折り返し地点の白馬エイドを入れて4つ。復路が2つだ。
上の写真は第一エイドでロードバイクを広場に倒した状態で休憩をとるの図だ。第一エイドだけではなくすべてのエイドでこのようにロードバイクが広場に並べられる。特に第一エイドではまだまだ集団がバラけていないので一気にイベント参加者がエイドに集まって広場いっぱいにロードバイクが並べられていくのは圧巻だ。初めてみる光景を楽しんでいた。
折り返し地点での白馬エイドでは八方尾根をバックに大量のロードバイクが並べられているのが圧巻だ。ここは160km, 120kmとサイクルトレインの3ルートのエイドとなっているため第一エイド以上のロードバイクが集まっている。多数のバイクラックも埋まってしまうため、やはりロードバイクが地面に並べられていくことになる。
最後の安曇野エイドも160km, 120km, 80kmの3コースのエイドなのだが、流石に最後のエイドということもあり集団がバラけたのだろう。それほどの量ではなかった。
次はトイレ事情。これは避けて通れない。
結論からいうとエイドごとにトイレがしっかりと確保されている。常設の施設がない折り返し地点の白馬エイドや大町美麻エイドでも仮設トイレが設置されている。見た目はトイレ待ちの長蛇の列ができるのだが、常設トイレの量がしっかり計算されているのか、あっという間に自分の番が回ってくるので心配は無用だった。
どこかのグログで見かけるような撮影ポイントはまず見逃さない。誰かしらがそのポイントで撮影しているのを見かけるので、そこで自分も撮影すればOKだ。逆に自分がここだ!と思って撮影した後、もっと良い場所で皆さんが撮影しているポイントで再度撮影ということもあった。
ところが、、、
例えば上の写真撮影ポイントでは多数のライダー達が撮影に勤しんでいた。しかし、この写真は電線がとても邪魔だ。せっかくの雄大な自然が台無しである。
対して、こちらのポイントだと電線が写り込まず、水田に反射する八方尾根も写真全体にわたる良い写真が取れる。
ではなぜ他のライダーたちは電線の映る場所で写真撮影をしていたのか?
実は2番めの写真撮影ポイントは路肩が狭いのだ。多数の集団で参加しているグループだとこのポイントで撮影を始めると迷惑この上ないだろう。一人でイベント参加している身軽さで車や他のライダーが居ない時にサクッと撮影を終了させた。
各エイドで振る舞われる食事も確認しておく
少しパニックになった大会前夜 緑のアルプス安曇野センチュリーライド 2018(その1)
某ロングライド系のコミックでも有名な安曇野センチュリーライド。大会前日の深夜長距離ドライブは妻の何気ない一言から始まった。
仲間と走るよりも気軽なシングルライドが好きだ。なにかと気を使うよりも一人で好きな様にロードバイクを走らせたい。オートバイに乗っていた頃とそこは変わらない。また、大会にも興味はない。ロードバイクで自分が考えたルートを自分のペースで好きな様に走らせるのが良い。
とは言え、たまにはイベントに参加してみるのも楽しいかもしれない。安曇野センチュリーライドは順位や完走時間も測らないユルイ感じが楽しそうだ。わずか5分でエントリーが埋まってしまう大人気大会だということなので、申込日はエントリー開始30分前から万全を期して、160kmコースの第一組のエントリーを獲得した。
大会前日の5時半に横浜を出発。受付開始の10時開始時には現地に到着し万全の状態。
駐車場では
【受注終了】MK01ろんぐらいだぁす!TV Ver.(高宮紗希Edition)makinocf.wordpress.com
がRX-8の頭上に掲げられているのを発見
おぉ、すげー、100万円のロードバイクだよ、と感動していると、アニメが印刷されたサイクルジャージを着こなすライダー達が自走で続々と到着してくる。
大会前日はとても良い天気だった。せっかくなので乗鞍高原まで車を走らせ昼食を取り、白骨温泉の泡の湯でこの露天風呂を堪能したかったのだが、なんと13:30で日帰り温泉は終了とのこと。残念ながら入り損ねてしまった。
代わりに煤香庵の露天風呂へ。湯船は小さく、温泉の温度は熱く、じゃっかん残念な感じでしたが、写真のように趣のある場所だった。
昼食は乗鞍高原のアルムでおすすめのお蕎麦
白骨温泉を楽しんだ後、安曇野に戻りホテルにチェックインを済ませるともう16:00を過ぎていた。一休みして夕食に出かける。
夕食はふか尾ですき焼きコースを堪能して明日の大会に向けて英気を養う。ここの飛騨牛のすき焼きはとて美味しく十分な量で大満足だった。
夕食の後、モンベルに寄ってホテルに戻る途中だった、「事件」が起きたのは、、、
それは妻の何気ない一言から始まった。
「ロードバイク用の靴、持ったよね?」
...
...
...
「もってない、、、 忘れた、、、か?」
「いや待て、そんなはずは、、、」
「あかん、完全に忘れてたぞ」
大会前々日の晩にすべての用意を済ませたはずだったのだが、シューズだけ完全に頭からすっぽり抜けてしまっていた。電車輪行する場合もシューズは履いていくので、頭の中のチェックリストから漏れてしまっていたようだ。
若干パニックになりつつ、明日はキャンセルして観光かと思いを巡らせていると、
「今ならまだ間に合う」
と前向きな提案あり。
時間は 20:30 を過ぎている。自転車用のシューズを取り扱っている店はすでに閉まっているだろう。シューズだけでは駄目でSpeedplay Syzrのクリートも必要になる。取りに帰るしかない。確かに土曜のこの時間なら渋滞もないだろうから横浜まで3時間半くらいで到着するとして、大会の出発時間 5:20 には間に合いそうだ。
だが、本当に大丈夫なのか?運転を交代しながら行くとしても睡眠時間は車中での二時間ほどしか取れないだろう。それで 160kmを走りきれるのだろうか? それ以前に、妻にこんな無理な往復を手伝ってもらって良いものなのだろうか?
頭の中でなかなか情報が整理できないが、月曜日は有給休暇を取っていることだち少し無茶をしてもなんとかなるだろうと安曇野⇔横浜の深夜の往復を決断したのだった。深夜の7時間ドライブに付き合ってくれた妻には感謝しかない。
結果として無事に事故にも合わず午前3時には安曇野に到着し、無事160kmを完走したのだった。
Canyon 本社でのイベント開催日にたまたまかち合った
出張で久しぶりのドイツに来たのでコブレンツまで車を走らせる。160kmオーバーでアウトバーンを走るのも久しぶりだ。コブレンツについてCanyon本社のところまで来たところでいつもと様子が違うことに気がつく。どうもイベントを開催日だったらしい。
外では子どもたちがマウンテンバイクを楽しんでいた
自転車のパーツなどアクセサリ関連の会社の展示
こちらはアウトレット商品の販売
20万円から60万円くらいする自転車がバンバン売れていくところは爽快だ
小物のアウトレット商品もある。自転車のハードケースを購入している人たちも、、、
カンパニーショップではセールをしていたが、意外と対象商品が少なく残念だ
新商品のGRAIL
https://www.canyon.com/ja/road/grail/
最新の展示されているバイク
GWに伊豆ツーリング 2日目
二日目、まずは伊豆高原から河津まで南下する。
今日も晴天で日差しが強い。最初の10kmが逆風でなかなか進まない。
神津駅前のセブンイレブンで一休み。可愛く足をダランとした伸ばし方をした柴犬に遭遇。首に柴犬バックがワンポイント。
神津駅から少し山側に進んだところで、バダーどら焼き、の看板を発見。1つ記念に購入したところ、以外と小さいサイズ。
本格的に峠の上りを開始すると、河津七滝ループ橋が見えてきた。二重ループになっているので傾斜は穏やかで登りやすい。GW二日目の10:00くらいだが、車はまばらでロードバイクで走りやすく快調に登っていく。
おみやげセンターで一休みし旧天城トンネルを目指す。
トンネル手前には二階滝展望台で滝が見えるのだが、この滝を越えると、未舗装道路になってしまった。しかも整地されているとは良い辛い砂利道のためロードバイクが横滑りしてしまい、怖い思いをしながら登ることになった。途中ですれ違った高校生らしきグループのメンバーはロードバイクを押して下っていた。あの道路状況であれば、それが正解だ。
ようやく到着した旧天城トンネル。途中、休みを頻繁に入れたこともあり、予定より30分以上遅れての到着。女子大生(?)3人組らしき先客に写真撮影を依頼をされたので、私も撮って頂いた。自分が写っている写真は珍しい。
トンネルの中は舗装されていたが、トンネルを抜けるとそこは砂利道。しかもガッツリと段差あり。決してスピードをだしてトンネルを駆け抜けてはいけない。せっかくの観光地なのでゆっくり通り抜けよう。写真だと明るく写っているが、トンネル内部はかなり暗い。GWということもあり歩行している観光客も結構多い。
下りは新道にでるまで辛い砂利道が続いたが、新道に出てからはこれまで登った分を一気に下る。スピードが出過ぎないように注意しつつ快走。そのまま修善寺まで走りきり、だるま山高原レストハウスへと登る。それほどきつい登りではなかったと記憶していたのだが、流石に疲れが溜まっているのか足がなかなか回らなかった。インナーローのギアでまったりと、時にに「ひぃひぃ」なりながら、登りきる。ヒルクライムで、ガッ、ガッと一気に駆け上がっていく人達はやはり凄い。
だるま山高原レストハウスからは素晴らしい景色だ。去年は雲に隠れていた富士山がよく見える。
時間の都合で西伊豆スカイラインにはいかず、下山して日帰り温泉へ。
口コミにで評判が良いので選んだレストランだったが、これが本当に美味しい。夕食時間は18:00 -- 20:00ラストオーダーの短時間だが、すぐに満席になる大人気の状態。会計の時にお持ち帰りカフェも注文したが、このコーヒーも美味しい。
次回もこのレストランに来ることは確定だ。
GWに伊豆ツーリング 1日目
今年のGWは全国的に晴天の予報。金曜日の晩になってホテルの空きを調べ一泊二日の伊豆ツーリングへ繰り出した。ホテルはかなり埋まっているが、伊豆高原のペンションはまだまだ空きがあるようだ。
今回の予定)
一日目:横浜から伊豆高原
一日目は順調な走り出し。いつも通り江ノ島を横目に小田原へ向かう。今回は久しぶりに小田原漁港へ。緑水門でマグロ丼でランチ。GWの初日だけあって高速道路は渋滞情報で真赤だが下道はそれほど混んでいない。特に小田原市内はガラッガラだった。
昼食後は熱海を抜け、伊東までは順調なペースで走り続ける。
熱海のヨットハーバーは整備されてきれいになっていた。熱海には10年以上来ていなかったので記憶が薄まっている。昔の寂れたイメージとは異なった小綺麗な観光地のようだ。
伊東から伊豆高原へ 109号線を選択したのだが、思ったよりもアップダウンの激しい道のり。補給食を取りながら走っていたにもかかわらず力が出ない状態へ。残り10km に苦労しつつ、どうにか一日目の目的地の伊豆高原に到着。
桜海老の釜飯の美味しいかったお洒落なペンション。予約なしで使える宿泊者専用の貸し切り露天風呂があるのだが、残念ながら常に塞がっていって結局使えなかった。二日目に修善寺で日帰り温泉に入るぞと心に決めた。
最適なポジションをフィッティングする
バイオレーサー5000(Bioracer 5000)ではY’s Roadのサービスだ。ペダル高・サドル後退・ハンドル位置まで含めた総合的なフィッティングを実現する。
バイクプラスのベーシック FITや、シマノ バイクフィッティング、TREKのPrecision Fitなど、同様のサービス色々あるようだ。家の近くに店舗があるY’s Roadのバイオレーサーを選択した。
バイオレーサー5000は次のように進める
- 予約をとる
- バイクのデータ(メーカー、モデル、年式、サイズ)、ペダル・シューズのデータ(メーカー、モデル、年式)を伝える
- 当日に実機を店舗に持ち込む
- いつもロードバイクを走らせている服装とシューズで店舗に向かう
- 身体測定 股下や腕の長さなどを測る 5分程度
- 機材測定 使用しているバイク実寸を測る 20分程度
- データシートの作成
- 推奨ポジションの説明
- ポジションシミュレータで推奨ポジション体験
- 推奨ポジションを実機に反映 (工賃1000円)
今回のバイオレーサー5000での結果は次の通り。
- シートの高さ理想通り
- シートの位置は前に出した方が良い
- ステムはもっと長い物に交換が必要
ポジションシミュレータで確認
ステムの長さを理想形にあわせて60mmも伸びていたが、違和感ないポジション。今のステムだと下り坂で前につんのめる感覚があったが、ハンドルが近過ぎたことが原因のようだ。
シートの位置が前になったことで膝の位置が前に移りペダルを踏みやすくなった。
今回の理想形のポジションは良さそうだ。ステム交換を含めて実機へ反映をお願いした。ところが、CANYON Endurace CFのステムは太めの規格のもので、通常規格の物が使えない。残念ながら使用できる規格の在庫がなくその場での調整は断念。
ステム交換は持ち越しとなったが、シート位置調整でペダルを踏む感覚が大きく変わった事を確認した。
CANYONでロードバイクを購入したため、フレームの選択やシートの高さの設定は自分で測定して見よう見まねで設定した。この設定で良いのか、身体に負担が掛かっていないかが気になっていた。これまでの設定と理想とのズレが確認でき、そのズレを調整する事で、これまでの違和感が解決し、上手くペダルを踏めないポジションを修正でき有意義だった。
フィッティングサービス中、「何故そうあるべきなのか」を常に説明しつつ進めてくれるので納得感のあるサービスだろう。