最適なポジションをフィッティングする
バイオレーサー5000(Bioracer 5000)ではY’s Roadのサービスだ。ペダル高・サドル後退・ハンドル位置まで含めた総合的なフィッティングを実現する。
バイクプラスのベーシック FITや、シマノ バイクフィッティング、TREKのPrecision Fitなど、同様のサービス色々あるようだ。家の近くに店舗があるY’s Roadのバイオレーサーを選択した。
バイオレーサー5000は次のように進める
- 予約をとる
- バイクのデータ(メーカー、モデル、年式、サイズ)、ペダル・シューズのデータ(メーカー、モデル、年式)を伝える
- 当日に実機を店舗に持ち込む
- いつもロードバイクを走らせている服装とシューズで店舗に向かう
- 身体測定 股下や腕の長さなどを測る 5分程度
- 機材測定 使用しているバイク実寸を測る 20分程度
- データシートの作成
- 推奨ポジションの説明
- ポジションシミュレータで推奨ポジション体験
- 推奨ポジションを実機に反映 (工賃1000円)
今回のバイオレーサー5000での結果は次の通り。
- シートの高さ理想通り
- シートの位置は前に出した方が良い
- ステムはもっと長い物に交換が必要
ポジションシミュレータで確認
ステムの長さを理想形にあわせて60mmも伸びていたが、違和感ないポジション。今のステムだと下り坂で前につんのめる感覚があったが、ハンドルが近過ぎたことが原因のようだ。
シートの位置が前になったことで膝の位置が前に移りペダルを踏みやすくなった。
今回の理想形のポジションは良さそうだ。ステム交換を含めて実機へ反映をお願いした。ところが、CANYON Endurace CFのステムは太めの規格のもので、通常規格の物が使えない。残念ながら使用できる規格の在庫がなくその場での調整は断念。
ステム交換は持ち越しとなったが、シート位置調整でペダルを踏む感覚が大きく変わった事を確認した。
CANYONでロードバイクを購入したため、フレームの選択やシートの高さの設定は自分で測定して見よう見まねで設定した。この設定で良いのか、身体に負担が掛かっていないかが気になっていた。これまでの設定と理想とのズレが確認でき、そのズレを調整する事で、これまでの違和感が解決し、上手くペダルを踏めないポジションを修正でき有意義だった。
フィッティングサービス中、「何故そうあるべきなのか」を常に説明しつつ進めてくれるので納得感のあるサービスだろう。