ホイールのアップグレードの考え方
購入したホイールは MAVIC Ksyrium Pro UST (マービック キシリウムプロ UST)
2017年から MAVIC は UST というチューブレス規格のホイールとタイヤを発売した。Ksyrium Pro UST はホイルだけの購入はできず、必ず専用の YKSION PRO UST(イクシオンプロ UST) というタイヤとの組み合わせ購入となる。これまでのチューブレス対応タイヤとチューブレス対応のホイールの組み合わせの場合、チューブレス対応タイヤは空気漏れがないように小さめに作られ、チューブレス対応ホイールは大きめに作られ、結果としてタイヤをホイールにはめることが "とても" 大変だったらしい。
そのような問題を解決するのがUST規格。UST規格に準じたホイールとタイヤで組み合わせた場合には、ホイールとタイヤを簡単にはめることができる。
マヴィックKsyrium Pro UST 作業性に優れるチューブレスシステムをテスト~スペースゼロポイント岩切店長編~
Ksyrium Pro UST に決めるまでは紆余曲折があった。
ホイールをアップグレードしたいと心に決めたあと何をするか?Google での検索だ。
"ロードバイク" "ホイール" "アップグレード" あたりのキーワードの組み合わせでおすすめ記事が多数読める。面倒なので詳細は省いて若干偏った感じにまとめると、ZONDA (ゾンダ) がコストパフォーマンス的に良いとのことだ。特徴的なスポークも確かに格好いい。
ZONDAを買えば良いのだな、と第一候補において詳細を調べていくと、同じメーカーの SHAMAL MILLE (シャマル ミレ) が真っ黒でさらに格好良く、ZONDAを買ってもすぐに上のランクが欲しくなるという記事がみつかる。
SHAMAL MILLE高い。(2018.04.01現在で) Wiggleなら11万ちょいだが店舗で買おうとすると13万円はする。よし買おうという値段ではない...
そして、下記の記事の高校生の言っている意味に心惹かれる。
こういう調査を一週間ほど続けてみると見えてくるものがある。ホイールの乗り心地についてのコメントがどうみてもワインのソレと同じではないか?と、、、
つまり素人にはどのホイールを選択したとしてもプラセボ効果のほうが高そうだ。それならプラセボ効果を最大限引き出せそうなホイールを自分の好みで選べば良い。
1. 4万〜7万程度のミドルクラス
エンドクラスとの大きな違いが感じられないだろう。ホイール重量も200g 〜 300g 程度の違いだ。スポークもスチールのままだ。
2. 10万超えのハイエンドクラス
ホイール重量が 500g 程度軽くなる。スポークはアルミとなり乗り、心地が硬く、そのかわりに加速しやすくなる(らしい)
3. チューブレスタイヤ
クリンチャーと違い空気圧が下げられることもあり乗り心地が良い(らしい)。2017年からMavicが発売しているUST。このUSTでこれまでのチューブレスのタイヤをホイールに嵌めにくい問題を解決した(らしい)
最高のプラセボ効果を効果的に引き出すには 10万超えのハイエンドクラスでチューブレスタイヤだ。ロングライド主体なので材質はカーボンではなくアルミを選択する。
これで選択肢は狭まった。選択肢は最終的に MAVIC Ksyrium Pro UST になった。