Canyon AEROAD の購入を取りやめてバラ完へ

ロードバイク購入の検討

新しいロードバイクを見繕い始めて二年近くになる

代替わりしたばかりのTREKのDomaneが最初の候補だった。週末に一人で長距離ライドが私の主なロードバイクの利用方法。そういう目的には持ってこいのロードバイク。Domane SLを試乗して感じたのは、IsoSpeedや太いタイヤのおかげで乗りごごちは良いが、"重い"、"峠越えは辛そう"という課題あり。上位機種のDomane SLRであれば、車体も付属するホイールも軽くなるのでフィーリングは大きく改善するかもしれない。しかし、値段的が予算を大きく超えてしまう。残念ながらDomaneは候補から外した。

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MADONEでほぼ決まり

次の候補は同じく TREK の Madone。検討初期段階では、エアロロードは見た目がカッコよいが、週末ロングライドの目的に合致しないため候補から外していた。しかし、エアロロードで湘南や三浦半島を走っている人たちは意外と多い。自分自身も週末100kmライドが当たり前になり、ロングライドだからエンデュレース系だという必要がないことに気が付く。エンデュレース系の Canyon Endurace を1台目としてキープするのであれば、2台目は趣向の違うロードバイクが楽しめそうだ。

早速MADONE SL6の試乗。良いフィーリングしかなかった。そこそこ重量があるフレームとホイールのはずだが、軽く感じ、坂も意外とすんなり登れる。ディスクブレーキで降りは制御しやすく、IsoSpeedでの振動吸収はDomaneと同じく素晴らしい。この時点ではほぼ Madone に心は決まる。

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AEROADを購入

ほぼ決定していた Madone の購入に踏ん切りがつかなかった原因は NEW Canyon AEROAD。マチュー・ファン・デル・プールが2021年のツールドフランスで大活躍した際に使っていたエアロロードだ。

2019年の後半から噂や写真流出が始まり、2020年の夏前にはほほ発売されることが決定な状況だった。一世代前のAEROADは好みのデザインではなかったが、ニューモデルはカッコ良い。10月に正式発表された後、CROSS COFFEEで実物を確認し、Madoneから候補を変更した。

しかし、大人気で売り切れ中で買えない。

とりあえず、ZWIFTでAEROADを購入した後に、次回の発売となった2021年1月に実物を購入した。到着は一週間後の予定だった。

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届かないAEROAD

AEROADを購入して数日後Canyonからメールが届く

注文多くて捌き切れないから1ヶ月遅れる

来週到着と心待ちにしていたのに1ヶ月の遅延だ。しかし、真冬の寒い時期は室内でのZWIFTばかりで実走はほぼしないので3月までに届けば問題ないと考えていた。この頃は...

 

ここから2つの不具合が続けて発生した。シートポストが削れる問題、そしてハンドル破損問題。これら2つの不具合の修正のために5月まで納期が遅れることになった。

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chan-bike.com

 

5月になってCanyonからメールが届く

シートポスト簡単には対処できなかった。ハンドルも時間かかる

全力で頑張っているけど秋以降になるわ

1月到着予定だったAEROADの納期が秋以降になった瞬間だった

 

AEROADのキャンセル

ツールドフランスが終了し、東京オリンピックが終了した。プロが利用しているAEROADも最新のハンドルに変更されつつある。2021年9月に入りシマノの新型Dura-AceUltegraが発表された後にCanyonからメールが届く

ようやく不具合に対したよ

SとMのモデルを優先して発送していく予定

ところで、コンポとかの仕様は発注してもらった時から変更ないからね

1月発注のAEROADがようやく届く喜びと。9ヶ月待って一世代古いコンポがアッセンブルされたロードバイクを受け取るのか、という残念感が同時に湧き上がる。9月以降に受け取っても寒くなりほとんど楽しめない。一方で新型Dura-AceのAEROAD MVDPモデルが12月発売予定として公開された。おそらく新型Duraや新型UltegraのAEROAD 2022年モデルがその前後に発売になるはずだ。2022年モデルのAEROADをあと半年待とう。1月発注のAEROADをキャンセルした。

とうとうAEROADへ購入意欲がなくなる

おそらく2021年の12月前後、おそくとも2022年の冬には発売されるであろうAEROAD 2022年モデルに狙いを定めて12月まで3ヶ月間を過ごした。ここで、さらに追い討ちをかける出来事が起きる。AEROAD MVDPモデルの12月発売予定が未定(Comming soon)へ変更。その他のAEROADのモデルの発売時期も冬から未定(Comming soon)へ変更となった。噂では、2021年モデルのバックオーダを処理し切れていないとのこと。優先対応するとしていたS/Mサイズのモデルですら年内に終わらないという状況とのこと。AEROADの発注をキャンセルしていなかったとしても、2021年中に受け取れていなかったのだ。

さすがにAEROADの購入意欲が切れた。

バラ完へ

AEROADの購入意欲がうすれ代替案を探していた。他社の2022年モデルがぞくぞくと発表されているが、コロナの影響もあり有名どころのバイクは売り切れ続出、残っていても納車が2022春以降、遅いものだと2023年という状況になっている。どうしたものかと考えていたが、ふと新Ultegraのコンポセットの在庫が残っていることに気がついた。新型Dura-Aceのコンポセットが瞬く間に売り切れていたようなので新型Ultegraは争奪戦になるだろうと予想していたが、嬉しい誤算だ。コンポセットを購入してのバラ完を考え始めた。